プリティーライブ2018参加記

「ぜい!」

私の渾身の一撃が、彼女の剣を砕き腹を裂いた。これがこの戦いの終着だろう。私もこの傷では、もう帰還は叶わない。最期に話をするために彼女のそばに寄る。

「流石ね...  ねぇ 知ってる? 私の国には転生のお伽話があるのよ。 ”正しく生きれば、魂は死なず幸せな国に生まれ変わる”って。私は正しく生きたかしら? もし生まれ変われるのなら、今度は別の形であなたと出会って、街に行ったり、屋台を見たりしたい。今度はこんな形じゃなく、ただの娘として.... 」

そこまで言うと彼女は、苦しそうに咳をした。

「ねぇ、笑って? 最期にはあなたの笑顔が見たいの」

私は笑う。多分それはとてもぎこちないものだけれど、それが今の私にできるすべてだ。

彼女を看取ると、私も横になり空を眺めた。

暮れる空は赤く、下界の争いごとなど関係ないように広い。

もし彼女の言うお伽話が本当だというのなら、争いのない国に生まれたい。そして彼女と出会い、また恋をして、結ばれたい。

そんなの夢物語とは思う。ただ願わずにはいられない。私は目を閉じ、微かに赤い視界の中で、奇跡の存在をただ祈った。





アニメジャーナル2019年1月号。

巻頭インタビュー「プリティフレンズ 主演お二人に聞いた魅力と意気込み」

--- 今回のお話はアイドルを志す二人の主人公が、時にはぶつかり、時には励まし合いながら、トップアイドルを目指していくお話と伺っております。お二人の演じるキャラクターの第一印象はいかがでしょうか?

「はい、私の演じるシュウカは本当に頑張り屋さんなんですけど、あんまり人に努力を見せるのが好きじゃなくて、何事にも完璧を目指しているんです。だから私も、完璧を求めるシュウカに負けないように、頑張ろうと思います!」

「私の演じるルルはどちらかというと柔和な感じで、はじめは厳しいシュウカに対して戸惑ってしまうんですね。でもシュウカの厳しさはファンのためなんだって知ると、自分も負けないようにがんばろうっていう。だから私もシュウカに負けないように、また厳しすぎるシュウカを支えられるに、がんばっていきます!」

--- ありがとうございます。お二人のご共演というと、「天黒のパラドクス」以来ですよね。あれはかなり暗い世界観のお話でしたが、ギャップに戸惑ったりはしませんか?(笑)

「そうですね(笑)。でもあのお話では、二人は想い合っていたのに戦い合ってしまう間柄ということで、結構モヤモヤしてしまうことも多かったんですね。」

「どうしてこうなっちゃうの〜!って(笑)」

「なので今回は、二人の思い通り(?)に仲を深められる作品ということで、鬱憤を晴らすわけではないですが、楽しみです!」






ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!

プリティーライブ2018に行ってきました!!!本当に夢のひと時で、声優さんたちが本当にキャラクターになりきってくださっているのを感じました。本編は終わっても、声優さんたちの中で確かにキャラクターが生きていることを感じました。本当に、プリパラが終わって悲しかった私には、感無量です😂😂😂

(プリチャンも大好きです。特にメルメルが好きです)

 

ライブで改めて認識したんですが、結構プリパラの声優をされていた方がプリチャンでも声優をされているんですね。ライブから帰って布団の中にいた私の中で「声優さんの中でキャラクターは生きている」「声優さんは別キャラの声優もしている」がつながって「もうそれって転生じゃん!」「世界を越える存在じゃん!」って一人大盛り上がりしていました。妄想の結果上の文書が生まれました。

捨てるのも偲びないので、簡素ながら参加記を添えてここに供養します。

関係者の皆様、本当にありがとうございました。